急ぎ旅の面白さ
いい旅とは?
「いい旅」とはどういった旅でしょうか?
時間に縛られず、ガイドブックも持たず、予定も経てずに、行きたい時に行きたいところへ行き、自由気ままに世界を歩く。
・・・なんとものんびりとして、いい旅です。なんとなくそんな気がします。
では、
時間に拘束され、ガイドブックを頼りに、完璧に予定を立て、定めた予定通りの日程で、行きたいところに行き、計算通りに世界を走る。
・・・なんか辛そうです。
しかし、どちらも行きたいところに行くという面は、そのニュアンスは違っても、行くところは同じです。
ネット検索をしていると、こういった短期詰め込みの旅を無駄な行為と非難する人もいます。
間違った旅の仕方だ、なんて言ってしまう人も極々稀に見られるようです。
果たしてそうでしょうか?
安心して下さい、そんなことは絶対に有りません。
そもそも、旅のスタイルに、正しいも間違いも有りませんし、経済状況も人によって違いますので、お金の無駄とかそんなのも有りません。
また、ほとんど日本人宿にこもって外に出ないで漫画を読ん過ごす1ヶ月よりも、激しく動き回った1週間の方が、身になることは多いと思います。
同じ経験をしても得るものは人によって違いますし、一つの経験で10個を得る人もいれば、何も得ない人もいます。
なので、旅で何を得るとか得ないとかは、人によってまったく違いますので、他人の旅のスタイルを否定する記事を見つけても、不安になることは有りません!
自分のスタイルで、自分が満足できれば、その旅こそが、きっと「いい旅」なんだと思います♪
というわけで、そんな忙しい人向けの、先を急ぐ旅の面白いところをいくつかお伝えします。
まずこちらを見て下さい。
参考※旅のスタイル>【強行軍】
デメリットを見ると分かる通り、急ぎ旅になればなるほど難易度が上がってしまいます。
お金はかかるし、危険も増すし、体力も低下するので風邪なども引きやすくなります。
しかし、予定が詰まっているので、どんな障害にも屈せずに、次へ次へと進まなければなりません。
また、予想外の出来事は往々にして起こります。
その度に、旅程をどう変更するかに頭を悩ませます。
ある意味修行です。
しかし、これらの辛い出来事は、辛ければ辛かったことほど、不思議とあとあと必ず良い思い出になりますのでご安心を。
そして、これを無事に旅を終えた時は、なにかゲームをクリアしたかのような晴々しい気分になれると思います。
そんな、「プチ困難克服体験」が出来るのは、強行軍の旅の良いところだと思います。
また、僕自身も、1年間の世界一周の旅でありながら、その大部分が強行型の旅でした。
1年間と旅の期限が決まっていたので、ひたすら急ぎの旅で地球中を走り回りました。
そして旅の終盤で感じたことは、「地球全体が地元」というような「錯覚」でした。
当たり前ですが、本当の地元じゃないので、もちろん錯覚というか単なる感覚なんですけども、短期間で相当な距離を移動したためか、何か南米もアフリカも、ヨーロッパもアジアも、ある意味どこも一緒、一つの地球なんだ、という不思議な感覚を得ることができました。
また、地球はとても大きくて、それでいてとても小さいところだという、変な感覚も有りました。
いまいち文章が下手で感覚が伝わらないと思いますが(スミマセン!汗)、この感覚はやってみればたぶん分かると思います。
是非味わってみて下さい♪
また、期間に制限のある旅でいろいろ案を練って旅をすることで、何か一つの作品を作り上げているような感じもしてきます。
同じ期間でもその作品は人によって違います。
自分が歩いてきた町をたどる足跡こそが、その作品です。
限られた時間の中で、いろんなところへ行って、自分だけの、今回限りの、一つの旅という作品を作り上げるのも、きっと楽しいと思います♪
と、いうわけで、短期間の急ぎ旅、結構お勧めです☆
でも、もちろん、ゆっくりのんびりの旅も良いので、自分の好きなスタイルで満足のいく旅をしましょう♪
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