旅のスタイル
旅のスタイルと良し悪し
バックパッカーの旅のスタイルを、移動する速度の面から勝手に分類すると、
「滞在型」「沈没型」「移動型」「強行軍」
と大きく4つに分けられます。
というか、勝手に分けてみます。
もちろん、正しい分類など有りませんので悪しからず。
滞在型
現地に数週間から数ヵ月滞在してから移動をし、またしばらく滞在しては移動をするパターンの旅人を指します。
メリット>
・現地の事情(主に自分の住んでいる街)について詳しくなれる。
・現地の言葉を覚えられる。
・地元の顔見知りができる。
・体力的に楽。
・ゆっくり沢山の情報を収集できるから安全。
・ある程度長く居ないと分からないことに気付けるかも。
デメリット>
・よっぽど時間が無いとできない。
・移動が面倒くさくなる。
・このまま沈没していく可能性も。
・日本社会に復帰するのが困難になる人もいる。
・人によっては、日本人宿でずっと漫画を読んで、マージャンやってるうちに数ヵ月…なんて可能性も。一歩間違えると「外こもり」と呼ばれてしまう。
沈没型
一般に、一つの町に長居した時に、ライトな感じで、「沈没しちゃった」とか言いますが、年季の入った沈没者は、もはや移動も観光もする気がなくなり、一つの町や宿に居付いてしまい、まさにニュースで言うところの「外こもり」に近い、もしくはその状態に陥っている人もいます。
1年くらいは序の口で、4,5年に及ぶ沈没者も世界にはいらっしゃいます。
ここで言う「沈没型」とは、その年季の入った本気沈没者達を指しています。
移動中に働きながら数年経った…というようなアクティブな人は含まれません。
メリット>
・旅人達から一目置かれる(近寄りがたいだけの場合も…)。
・世の中の動向など関係ない。
・社会的なストレスから解放された状態でいられる。
・現地語を自然にマスターできる可能性も。
・とにかくマイペースでいられる。
デメリット>(予想)
・日本復帰はかなり厳しいと思われる。
移動型
数日滞在し、移動を繰り返す、一般的な旅人です。
一ヶ月くらいの旅行で来る人に多いです。
メリット>
・バランス良く見て回れる
デメリット>
・やはりある程度まとまった時間が必要。
強行軍
ひたすら移動、移動を繰り返し、無理やり短期間で多くの場所を見て周るタイプの旅。
短期旅行の場合、このスタイルの旅人が多い。
さらに、宿泊も削って、「夜行移動→観光→夜行移動」のようなハードなスケジュールや、強行軍もそれが数週間以上にも及ぶと、「超強行型」の旅のスタイルとなり、かなり身体に厳しい旅となります。
メリット>
・とにかく短時間で沢山の見どころを周れる。
・飽きない。
・目的を達成した時の達成感は計り知れない。
・急ぎ旅だからこその面白みや楽しさがある。
デメリット>
・ 割高な旅になる。
・ かなり疲れる。
・ 交通機関に支障が出ると、旅程が大幅に狂う。
・ 病気になる確率は上がるが、病気になっても進まなければならない。
・ 危険な所に危険なタイミングで突撃しなければならない時もあるので、リスクが増える。
・ その町の表面的な部分しか見れない可能性が高まる。
・ 日にちが決まっているイベントに参加するのが難しい。
・ 情報が集まらなくても進むしかない。
・ せっかく仲良くなった友達がいても、出発日が来たら次へ進まなければならない。
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以上、それぞれメリット、デメリットが有りますので、自分の性格や旅の期間でどのスタイルにするか考えると予定が立てやすくなります。
また、途中でスタイルが変わる旅人もたくさんいます。
どれが良くて、どれが悪いと言うのは有りません。
自分の好きなスタイルで旅をするのが一番です♪
参考※バックパッカー分析(半分ギャグです)
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