突然お金が無くなった時。クレジットカードが有る場合、無い場合。

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突然お金が無くなった時の段取り


クレジットカードはパスポートよりも大切に

この場合、クレジットカードさえあれば、なんとか乗り切れると思います。


とりあえず、そこで旅を終了するならば、飛行機のチケットをホームページからクレジットカードで購入し、生活費もそのカードでキャッシングして捻出するだけです。


旅を続ける場合は、そのクレジットカードを頼りに、キャッシングしながらの旅になりますので、毎月の限度額に気を配りましょう。


問題なのは、現金、キャッシュカード、クレジットカードすべてが利用できない状態に陥った時です。


この場合、まず日本大使館に相談するべきですが、それも叶わないところに居た場合、日本から送金してもらうしかないです。


なりふり構ってられないので、現地人か旅人などに少しお金を借りて、国際電話をかけるか、ネット屋で日本の親や友人にメールをして、送金してくれるよう頼むしかありません。


しかし、最近は俺俺詐欺が流行っています。


疑われるかも知れませんので、予め、旅に出る前に、そういう不測の事態が起こった時のことを想定し、日本で頼りになる親や友人と自分しか知らないパスワードのような「合言葉」を作っておくと良いでしょう。


このとき、その合言葉は、自分達のデータと全く関係の無い物にしておいた方が良いと思います。まさに、「山」「川」みたいな。


もし、誰もお金を貸してくれない、もしくはそんな次元ではないくらい超へんぴな村などに居た場合は、とりあえず現地人にお願いして食事を恵んでもらいつつ、ヒッチハイクで街に向かうしかありません。


運が良ければ、ドライバーが食事をおごってくれるかも知れません。


完全に他力本願ですが、無一文で数百キロも歩くのは不可能です。


長期戦になるかもしれないので、なるべく体力は温存するべきだと思います。


眠る場所は野宿になるかも知れませんが、もう盗られるものは何もないので、リスクは低くなるでしょう。女性は十分気を付けて下さい。


そうやって街にたどり着けたら、日本大使館や日本人宿に駆け込むなりしましょう。


もしくは、例えばそこが途上国のそれほど大きくない町だったら、その町で一番高級なホテルを目指し、入り口で日本人か欧米人が来るのを祈り、現われたら事情を話してなんとかしてもらう(国際電話や、日本大使館の電話番号を調べてもらう)のも一つの手かも知れません。


とりあえずクレジットカード一つ有るか無いかで大きく状況が変わりますので、個人的には、パスポートよりも命綱である一枚のクレジットカードを死守すべきだと思います。


ちなみに、クレジットカードを盗まれたりした場合、現地にて再発行できる可能性も有りますので、カード会社の連絡先は控えておきましょう。


残念ですが、海外で犯罪を犯しながら旅をしている日本人もいます。
くれぐれもそういうことだけはしないようにしましょう。




参考※旅中にお金がなくなったら


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