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ワンワールドやスターアライアンスなどの世界一周航空券の良し悪し

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旅中にやること

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世界一周航空券てどう?


ハイブリッド世界一周旅行の奨め

ベテランの旅人の方々からよく非難されている世界一周航空券というものが有ります。


僕もそんな世界一周航空券である「ワンワールド」を利用して世界を周りました。


どんな感じで非難されているかをまとめてみると、




・ルールに縛られていて自由な旅ができない。
・何も考えないで簡単に世界一周できちゃうんでしょ?そんなの面白くないでしょ。
・みんな同じルートで同じ旅して何が楽しい?
・飛行機で飛びまわってるだけだから、現地のことなんて何も分からないよ。
・もっと安い飛行機が有るのに。
・旅を分かってない素人が使う航空券。
・おままごとのようなヌルい旅しかできない。
・お金の無駄。
・にわか旅人が増えてる気がして、どうしても毛嫌いしてしまう。
・とりあえず、こんなもの認めたくない。




とまあこんなのが多いです。


確かに一理ある部分も有りますし、完全に誤解だったりすることも有ります。


また、その非難の多くは、「価値観の違い」でしかないものだったりします。


なのであえて否定もしないのですが、実際に使ってみた自分の意見としては、




『要は、考え方と使い方』




だと思いました。


非難の理由のほとんどに「なんとなく認めたくない」という感情が込められています。


確かに、長い時間をかけて、地上をゆっくりゆっくりと「線」の旅をして周られた往年の旅人の方々からすると、短期間でぴょーんと頭の上を飛び越えて、「点」の旅をするイメージのある世界一周航空券で旅をした人間が、「世界一周しました」と言っても、「ふーん…」という感じでしょう。


「世界一周航空券」には、「旅」という言葉の持つ、またその醍醐味でもある、時間をかけてじっくりと異国を堪能するイメージとは真逆の、なんとなくインスタントに飛び回るイメージが確かにあるので、ベテランの方々がそう感じるのも分かる気もしますし、そんな醍醐味も知らないで、「旅人」とか「世界一周しました」とか言われてもねぇ…みたいな、認めたくない気持ちもなんとなく分かります。


…なるほど、確かにそうかも知れません。


というわけで、世界一周旅行券では旅の良さが分からないので、使うのは止めましょう。









・・・というのはもちろん冗談です(笑)


諦めたり、反発しても仕方ないので、ならば、せっかく諸先輩方にその醍醐味の存在を教えていただけたわけですから、それを世界一周航空券で活かすにはどうしたら良いかを考えてみましょう。


そもそも、世界一周航空券を使っている人は、そういった醍醐味を味わうことはできないものなのでしょうか?


そう考えてみます。


答えは「否」です。できます。


どうすればいいか?


簡単です。


オープンジョーを巧く利用して、陸路の部分を作るだけです。




例えば僕の場合、アフリカはヨハネスブルグ(南ア)発、ビクトリアフォールズ(ジンバブエ)着の次のフライトは、バンコク(タイ)発、シンガポール着でした。


つまり、南アフリカからタイまでは世界一周航空券(ワンワールド)のチケットが無い状態だったので、その区間は自力で移動しなければならない状態でした。


というわけで、ルート中に、わざと好きなように移動可能な部分を作ってしまえば、世界一周航空券は持っているけど、それを使わないのと同じ旅をすることもできます。


つまり、「点」の旅と「線」の旅、両方を組み合わせた「ハイブリッド」旅(笑)ができてしまうのです。


これはなかなかグッドです。


例えば、前半6ヶ月は世界一周航空券で飛びまくってあちこち走り回って、後半6ヶ月は陸路メインの旅にしてみる、などとすると、両方の旅の面白さが味わえます♪


また、世界一周航空券の必要なくなったフライト区間は、削除(捨て)できることもお忘れなく。


なんとなく、せっかくMAX16回飛べるんだから16回飛ばなきゃ…という気もしますが、べつに捨ててしまっても構わないのです。


つまり、最後の1回。日本行きのチケットを捨ててしまえば、もっと選択の幅は広がります。


さらに、自分で他のエアチケットを買って組み込むこともできます。


なので、世界一周航空券を使っていても、最初の予定の立て方によって、ルートの制限もかなり無くすことができます。


それに、1年縛りというルールは、ヌルいどころかかなり厳しいです。


そして、メリハリが付くので、それが逆に面白かったりもします。


なので、よく非難される世界一周航空券の「精神論」的なデメリットは、ほとんど払拭することができます。


なので、あとは、単純にお金の計算だけを頼りに、世界一周航空券を用意しておくのと、何も無しで行くのとで、どちらが得かを考えて、購入するか否かを決めれば良いと思います。


ただし、ここまで言っておいてなんですが、個人的には、現行の世界一周航空券のルールだと、不利な点がちょっと多いような気がします。


僕らの時は、例えばワンワールド5大陸で20回フライト可能、全てオープンチケットで50万円(TAX等全て込)でした。


しかし今は、フライトは最大16回。さらに日付を指定しなければなりません。


これはなかなか厄介だと思います。


しかしまぁ、若干難易度が上がったというだけですので、こちらの方がコストがかからなそうならば、世界一周航空券を利用するのも良いと思います。


ちなみに、予め旅が数年に及ぶ予定の方は、世界一周航空券はお勧めできません。


陸路で行けるところは全行程陸路で、仕方ない時だけ安い航空会社の安い日の安い時間を待って飛んだり、船に乗せてもらったり、ヒッチハイクしたりしてのんびり旅を続けた方が全然安上がりですし、意外に楽だと思います。


また、マイル制の世界一周航空券をご利用の方は、さらに難易度が上がる可能性も有りますので、ご注意下さい。




自分のルートだと世界一周航空券は得かどうか分からない方は、まず旅行会社に相談してしまうのが手っ取り早いかも知れません。


参考※旅行会社はパートナー

世界一周航空券の注意点

世界一周航空券のメリットとして、「オンシーズンでも値段が変わらない」というものが有りますが、ここに落とし穴が有りますので気を付けて下さい。


世界一周航空券は、正規航空券と言えども、一番安いランクのチケットとのことで、人気路線のオンシーズンになると、なかなか予約が取れないことが有ります。


これが厄介です。


1年しか期限が無い中で、ある一つのポイントで2ヶ月待ちとかなったらかなり厳しいですし、実際によく有ります。


今は、予め日付を指定しているので、まあ大丈夫だとは思いますが、日付変更などする予定の方は覚えておいた方が良いでしょう。

ワンワールドを使った変わり種コース提案

例えばこんなのはどうでしょう?


4大陸チケットを購入します。


『アジア→南米→北米→ヨーロッパ→アジア』


とします。


そして、ヨーロッパに到着後、スペインからモロッコへ下って行きます。


そして、サハラ砂漠越えをして、西アフリカ各国を周り、どこかで別途エアチケットを購入して、エジプトのカイロ辺りに飛びます。


カイロはヨーロッパの航空券に含まれていますので、カイロからまたワンワールドでどこかへ飛ぶも良し、そのまま中東を抜けてヨーロパに戻るも良しで、これにより、4大陸の料金で、5大陸旅をすることができます。


さらに、この応用として、最後のアジアのフライトを日本行きの便だけにしておきます。


そして、上記のルートでしたらモロッコに向かうまでに15回フライト分の使用を済ませてしまいます。


つまり、南北アメリカ大陸とヨーロッパとその大陸間の移動で15回を終わらせます。


そして、アフリカに入って行きつつ、残った最後の日本行きのチケットのみ捨ててしまいます。


あとはゆっくり好きなように旅を続け、最終的に日本行きのチケットや船が安いところまで来たら、そこから帰国するだけです。


このやり方が、1年間という期限を無視してワンワールドを使う方法の中では、一番値ごろ感が有るやり方だと思います。


逆ルート(西回り)で若干多めにお金を払って、アメリカから帰るという手も有りますが、ヨーロッパから南米に行くチケットは高いので、これだと有効期限内に南米に飛ばなければ元が取りにくくなるのですが、そうなると、アジア、アフリカをゆっくり周るのが難しくなります。


さらにオセアニアも周るとなるとかなり厳しいです。


ならば東回りで、


日本→アメリカ経由→南米 (2回利用)


南米で4フライト→北米 (5回利用)


北米で6回利用→欧州 (7回利用)


で、これで14回。


残り一回はアジアからの日本行きにしておいて、「捨て」ます。


そうすれば、アメリカ大陸だけで丸々約1年費やすことができて、さらにヨーロッパまでの高いフライトも含んで、369,600円(2008/12現在。TAX別)になりますので、一フライト辺りの平均が25,000円以上という計算になれば、元が取れた挙句、かなり時間的な余裕を持って旅をすることができます。


あとは、ゆっくりヨーロッパを周って、アフリカには西側からアプローチし、東側も旅して、エジプトまで北上し、そこから中東、アジアを抜けて、東南アジアにたどり着いたら、そこから安く日本に帰るか、オーストラリアなどまで下ってみるかなど、自由に旅をすると良いと思います。


まぁ、これは極端な例ですが、こんな感じで自分のやり方を考えていくと、そのルートは無限に広がりますので、自分だけの旅のルートを作ってみましょう♪


・・・しかし、上記の例ですが、1年間丸々有れば、飛行機を使わなくても中南米だけならかなり満足行くくらい旅することができると思います…念のため。。


と、いうわけで、世界一周航空券はどうなのかと言ったら、「自分の旅程上お得なる場合は、使えば良い」という程度に考えれば良いものだと思います。


一年間限定の旅というのも、非日常である旅が終わって、日本社会に復帰する日のことを考えると、ちょうど良い期間なのかも知れません。


また、飽きっぽい人にはもっともお勧めのチケットだと思います(笑)


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