海外のネット環境の説明

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ネット環境について


OSは?

2007年現在、世界中のほとんどのネット屋がWINDOWS XPでした。


チリでWINDOWS2000を一度だけ見かけましたが、他はXPが主流のようです。


Macは一度も見かけませんでした。


南米では、明らかに古いパソコン(もともとはwindows 98とか)に、闇市などで買ったであろう違法コピーのWindows XPを無理やり乗っけてると思われるネット屋も結構あり、そんなお店は、パソコンの動作が非常に鈍かったり、すぐフリーズしたりするので注意して下さい。


また、途上国ではしょっちゅう停電するので、メールなどを長文で作成するときは、外部メディアに細かくバックアップしながらでないと、突然パソコンがダウンしたりして、泣きをみるはめになります(涙)

回線速度

回線速度は測ってないので、自分の感覚でしか言えませんが、僕の自宅のADSLの速度が1Mもでていなかったのですが、これとくらべて評価すると、


南米>全体的に若干遅めだが、チリ以外はそれほど苦にはならなかった。
チリは大きな街でも相当遅いところがあった。最悪だったのは、サンペドロデアタカマという村で、ホットメールを1ページ開くのに10分以上かかったりしました。


余談ですが、チリは国際電話がやたらと安いので、日本に電話するならここがチャンスです。




中米、カリブ>メキシコは結構快適でした。


マクドナルドやスターバックスで無料wifiが飛んでいたのでよく利用させて頂きました。


グアテマラは僕が利用したところは若干遅めでした。


ジャマイカでは宿でwifiが飛んでいましたが、結構速かったです。


キューバは、ネット屋がとても高いので利用しませんでしたが、ホットメールが使えないとか、ヤフーメールが使えないとかそんな逸話をいろいろ聞きました(未確認)。


パキスタンでホットメールが使えない時に、プロ串経由にしたら使えたので、もしもの時はお試し下さい(自己責任で♪)。




北米>どこでも早かったです。


ヨーロッパ>やっぱり早いです。


アフリカ>南アフリカはケープタウンはかなり早かったです。


タンザニア、ケニア辺りは全体的に遅めでしたが、場所によっては普通なところも有りました。mixiの写真などはサイズダウンした上で1枚ずつUPしないとエラーになったりしました。


エチオピアのアジスアベバはとても遅いし若干高め(1時間2ドルとか)なところが多かったです。


中東>ネットゲームが流行っているだけあって、全体的に快適でした。


アジア>じゃっかん遅いところも有りましたが、全体的に快適でした。


東南アジア>まったく問題ない速度、といった感じでした。




完全に独断で速さの優劣を評価すると、

中南米>アフリカ>アジア・中東>東南アジア>アメリカ・ヨーロッパ・日本


こんな感じでしょうか。


実際計ったわけではないので、悪しからず。


南米とアフリカの一部の地域以外では、ブログ記事と写真のUPくらいなら問題なくできました。

日本語は利用可能か

日本語のサイトの表示は可能だが、書き込みができないというパターンがよく見られました。特に中南米。


そんな時は、一応「試させて!」と店員に断ってから、XPならコントロールパネルの「言語」を設定する地球儀みたいなアイコンをwクリックします。


ボックスが表示されたら、「Regional and Language Options」タブのプルダウンリストにいろいろな国の名前が有りますので、その中から「JAPAN」か「JAPON」などがないか探して、有ったら選びます。


さらに、「ADVANCED」タブでも同じように「JAPAN」を探します。
だいたいこれで表示と書き込みができるようになります。


設定の詳細はネットで検索すると結構でてきますので、ここではざっくりとしか説明しませんので、ご自分でご確認下さい。


Yahoo検索例;[日本語の 地球儀 Windows XP]


また、「日本語のサイトを見ることはできるが、書きこむことができない」ということもよく有ります。


そんな時は、Ajax IMEが便利です。
このサイトのボックスにローマ字を打ち込むと、自動で日本語に変換してくれます。


これをコピー&ペーストすれば、日本語でメールを送ったりできます。


ただし、回線速度が遅いところでは、日本語変換速度も結構遅くなりますので、ちょっとイライラするかも知れません。

@の出し方

日本のパソコンでは、キーボードの「@」を押せば当たり前に@がでますが、海外ではそうはいきません(笑


例えば、「ALT」と「2」を同時に押す、など場所によっていくつかパターンがあり、たいていの国では、「@」をそのまま押してもでてきません。


もしどうしても@の出し方が分からないようならば、店員に聞くのが最いです。


「そんなのいちいち恥ずかしい!」


なんて方は、ホットメールかなにかのアドレスなどから@をコピーして貼り付けても使えます(笑

Microsoft Office

ネット屋のパソコンには、「Microsoft Office」がインストールされていないことが有ります。


そういったお店だと、せっかく自分のパソコンの「word」で文書を作成してきても、ネット屋で表示することができないので、非常に残念な気分になってしまいます。


これを回避するために、文書は「メモ帳」にも保存しておくことをお勧めします。


ただし、保存する際、文字コードを「unicode」に変えないと、海外のパソコンでは「メモ帳」を表示することができませんのでお忘れなく。


初期設定では「ANSI」になっていると思いますので、「unicode」で保存して下さい。


また、ネット屋のパソコンのメモ帳を保存して、自分のパソコンで見る時も同じですので、「unicode」で保存するのを忘れないようにして下さい。



一応、「Microsoft Office」が入っていないパソコンでも、「open office」という無料のソフトをダウンロードしてインストールすれば、「word」などで作成した文書の閲覧も可能です。


しかし、容量が大きいので、かなり時間がかかることも有りますので、これはどうしてもという時のために、一応覚えておく程度で良いと思います。


むしろ、中古購入などで、ご自分のパソコンに「Microsoft Office」が入ってない方は、この「OpenOffice」をインストールしていくと良いかも知れません。


Wi-Fi

無線LANですが、結構いろいろなところで無料の電波を発見することが有りました。


パソコンを持って行かれる方は、無線LANを拾える状態にしておくことをお勧めします。


場所によっては、日本のパソコンや一般の無線LANカードでは対応していないチャンネルの電波を飛ばしているところもあるそうなので、電機屋さんでご確認の上、必要な物をご用意下さい。


僕は、「全世界対応」(4000円くらいで購入)とか書いてある無線LANカードを持って行きましたが、非常に役に立ちました。


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