海外のいろいろなトイレの事情

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海外トイレ事情


トイレが近い方、トイレが気になる方必見♪

人種や性別に関係なく、そもそも生物全般に共通して備わっている重要な機能、排便。


言語や習慣がその文化により異なるように、その排便にまつわる文化も全ての国が日本と同じというわけではありません。


いくつかの良くある海外トイレ事情をピックアップしてお伝えしておきます。


トイレが近い方、清潔なトイレじゃないと用を足せない方は必見です♪

初級・中南米のトイレ事情

特に南米。


トイレの管が細くて詰まるので、トイレットペーパーを流すことができません。


トイレに備え付けてある汚物入れに、用を足した後の紙を丸めて捨てます。


そういうルールなので、ゴミ箱がいっぱいになるとなかなか大変です。


長距離バスに20時間も乗っていると、あっという間にゴミ箱は使用済みペーパーでいっぱいになり、トイレ中に紙が散乱します。


もちろんかなり臭います。


そういうわけで南米で長時間バスに乗る時は、トイレに近い席は控えた方が無難です。


誰かがトイレに入るたびに、強烈な臭いに苦しむ羽目になりますので。。


さらに、南米の田舎の方では、洋式トイレなのに便座が無いことがよく有ります。


一瞬どうやって用を足すのか迷ってしまいます(後述参考)。


そして、そういうところでは、見た目は水洗便器なのに、水を流すレバーが着いていないことが多々あります。


そんな時は、大抵水瓶が置いてありますので、バケツでその水をすくって、勢いよくトイレに流しこむと、いつもの水洗便所と同じように、ゴボゴボと流れていきます。


こういう自力水洗トイレでは、勢いと、水の量を多く流すことがポイントです。

中級・アラブ式、インド式

これは有名ですね。


主に中東諸国やインド辺りでは、基本的に大便の後は、尻は水で洗い流すだけで、紙は使いません。


トイレにホースのような物が装備してあり、それで尻を洗い流すか、もしくはただ水が汲んであって、それを使って手で洗うかです。


水で濡れた尻はどうするかと言いますと、基本的には気にせずズボンを上げて自然乾燥させます。


旅行者用に紙が備え付けられているところも有りますが、稀です。


この方式、日本人には最初なかなか抵抗が有りますが、一度勇気を持ってやってしまうと、案外すぐ慣れるものです。


中東やインドは、トイレットペーパーの値段が高いところが多いので、節約にもなります。


もし、どうしても無理ならば、トイレットペーパーは持参して、汚物入れが備え付けて有れば、そちらに捨てましょう。


もしない場合は…ご自分の判断にお任せします(笑)

上級・アフリカのトイレ事情

さて、アフリカのトイレ事情は混沌としています。


なんでもアリです。


普通に洋式トイレで紙を流せるところも有れば、紙を流せないところも有り、アラブ式だったり、便座が付いていないタイプだったり、自力水洗トイレだったりと、世界中の文化のオンパレードです。


臨機応変に対応しましょう(笑)


また、アフリカ特有…というわけではないのですが、4畳半くらいの大きなトイレだと思って入ったら、ただ地面にゴルフのカップのような穴が空いていて、その穴にするのかと思いきや、穴の周り…というか、その個室(?)の地面は大量のう●こだらけ・・・なんていう壮絶なトイレも有りました。まぁ平たく言えば、仕切り付き野ぐ●式トイレと言ったところでしょうか。


さらに、外のトイレでは、ちゃんと個室が数室有って空いてるにも関わらず、トイレの前まで行って、おしゃれな若い女性がおもむろにズボンを下ろし、思いっきり丸見えで用を足していたことも有りました。


トイレまであと1mもないのに…(汗)あまり気にしないのでしょうか。


そんなわけで、アフリカのトイレ事情をマスターすれば、世界のトイレを制することができるでしょう。どこへ行っても、だいたいこれらのいずれかか、もしくはそれに応用を加えたようなトイレが多いです。

バスとトイレ

中南米のトイレ事情で少し述べましたが、南米のバスではトイレの近くに座らない方が無難です。


その他の地域でのバスのトイレ事情についても少しお伝えしておきます。


先進国のバスのトイレは、まあ、日本のそれとあまり変わらず、なかなか綺麗です。


メキシコも一等クラスのバスにはトイレが付いていることも有り、なかなか綺麗でした。


東南アジアのバスもタイなどでは結構トイレが付いていました。普通です。


その他、途上国では、バスにトイレが付いていることはまず無いです。


だいたい数時間に一度、休憩所に止まるのですが、イランだけは気を付けて下さい。


5,6時間くらい平気で止まりません。


アジアや中南米のトイレなしバスで、同じように数時間止まってくれないことがあっても、バスのドライバーに「トイレ行きたいから止めて!!」と頼めば、結構そこらへんに止まって立ちションさせてくれる(むしろ、トイレ休憩と言われて降りてみたら青空トイレだったり)のですが、そこはイスラム教の国の中でも性に対して特に厳格なイラン。


エロ本を持ち込んだだけで捕まってしまったという話も聞くような国で、外で下半身を出すなんてもってのほかです(なぜかトルコは大丈夫でしたが)。


そういうわけで、トイレが近い人にとって、イランのバスは地獄です。
乗った瞬間寝てしまうのがベストです。


また、アフリカのバスのトイレ休憩にて、出発するときにクラクションで知らせてくれるのですが、乗客が全員乗ったかなど確認していないので、気を付けないと置いて行かれますので注意しましょう。

便座なしトイレでの用の足し方

これには諸説有りますが、どれが正しいのかは謎です。


よく旅人達の間で盛り上がるネタですが、みんないろいろな方法でがんばっているようです。




例1. <空気椅子状態で用を足す>


これは言うまでもなく辛いです。
しかし、一番清潔で、一番安全です。





例2. <気にせずそのまま腰かける>


尻は汚れますが、楽です。
ただし尻の小さな女性がときどき便器に落ちるという惨事に見舞われますので、尻の小さな方は注意が必要です。



例3. <トイレに飛び乗り、和式状態で用を足す>


これが一番現実的でしょう。
だいたいみなさん、上記の2例を経たあと、これにたどり着きます。
しかし気を付けて下さい。これも完璧では有りません。
足を踏み外して水たまりに落下する事件も起こります。


さらに、友達が遭遇した事件は激しかったです。
バリバリドッシャーン!!
というけたたましい音がしたと思ったら、中でこのスタイルで用を足していた男の子が便器ごとトイレの床に転がり落ちていたそうです。
便器も横倒しになっていたそうな…


そいうわけで、もともとこういう和式スタイルでするものとして設計されたものではないようなので、安全には気を付けて、怪我のない、快適なトイレライフをお送り下さい(笑)


以上、トイレにまつわるエトセトラでした!
汚い表現ですみません(笑)‖WC‖ o(_ _ )o


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