狂犬病の感染源は、犬だけではありません

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動物に噛まれたら


犬に噛まれたら石鹸でよく洗う

犬をはじめとして、猫、アライグマ、コウモリ、キツネ、スカンク、猿など、いろいろな動物から狂犬病ウィルスに感染する恐れがあります。


狂犬病発病後の死亡率はほぼ100%です。


海外では、野生動物にやみくもに触らないことが最大の予防法です。


しかし、もしも動物に噛まれてしまったら、ただちに傷口を石鹸でよく洗い、エタノールなどで消毒し、すぐに病院へ行き、ワクチン接種を開始しましょう。


とにかく、この「ただちに石鹸で洗い流す」という行為が大切らしいので、直ぐに洗って、ウィルスを死滅させましょう。


事前に狂犬病の予防接種を受けている方は2回、受けていない方は6回の接種が必要です。


噛まれた当日に1回目の接種をし、それから最後の6回目の接種をするのが、90日後になりますので、それまでに発症してしまうと、ほぼ死亡確定だそうです。


なので、事前の予防接種をして行った方が、生き残る可能性は高くなります。


ちなみに、僕は旅中に犬に噛まれた人に6人ほど会いましたが、みんな無事でした。


予防接種無しで噛まれて、その後のワクチン接種もしなかった方もいましたが、みんなに共通していることは、「噛まれた後石鹸でよく洗った」とのことでした。


どこまで信用していいのか分かりませんが、南米で現地人も


「犬に噛まれたら?あー石鹸でよく洗っておけば問題ないぜ!」


なんて軽い口調で言っていました。


噛まれた後のワクチン接種は必ずすべきですが、とりあえず、石鹸で良く洗うのを忘れないようにしましょう。


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