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どのガイドブックにも載っていない、個人的に良かったところ


エル・ドラド(黄金郷)

例えばウユニ塩湖やイマーム・レザー廟のように、世界遺産じゃなくてもそれ以上に素晴らしいところは有りますが、それよりもっとニッチな、僕が個人的にかなり感動したポイントを載せておきますので、もし覚えてたら見てみて下さい。手間はかけませんので(笑)




その1.【エル・ドラド(黄金郷)】


アルゼンチン南部。


パタゴニアからブエノスアイレス方面に夜行バスで北上する時、リオガジェゴスから2泊3日のバスに乗りっぱなしでブエノスアイレスに向かうのですが、初日の朝、夜が明ける30分前くらいに車窓から空を見ましょう。


この時、バスの正面に向かって右側のシートに座っていなければなりません。


そのまま見ていると、星空の星がいつの間にか消えて、少しの間、そらが真っ暗になります。


そのままぼ〜っと見ていると、突然そらを包丁で切ったような裂け目が現われます。


さらにそれを見ていると、今度はその裂け目から赤い血のような光がトロ〜っと流れ出します。


さらにそれを見ていると、どんどん赤い光が漏れ出して行き、それがいつの間にか黄金の光に変わって行きます。


そして、ほんの数分、ホントに1,2分だけ、空から地平線の彼方までの全てが、黄金の光で埋まります。


その姿、まさに黄金郷です。


世界一周がスタートしてすぐにそれを見ましたが、そのあと、それより美しい光景には出会いませんでした。


ほとんどの人は寝てると思いますので、こっそり一人で堪能して下さい♪




参考※黄金郷

ウユニ塩湖行きツアーの標高4800mの宿

その2.【ウユニ塩湖行きツアーの標高4800mの宿】


チリのサンペドロデアタカマからボリビアのウユニに抜ける2泊3日のツアーに参加すると、初日に標高4800mの高山にある宿に宿泊するはめになる可能性が有ります(笑)


そうなったらチャンスです!


たぶん多かれ少なかれ高山病の症状が出てきて厳しいころだと思いますが、がんばって外に出て見て下さい。


びっくりするほど美しい星空が広がっているはずです。


その星の輝き、大きさ、世界中の夜空を見上げましたが、その中でもトップクラスの一級品です。


しかも星がバチバチと瞬きます。


気温は氷点下に達するでしょうけど、見るだけの価値はあると思います。


ぜひ♪




参考※ウユニ抜け初日

タンザン鉄道の夜

その3.【タンザン鉄道の夜】


タンザニアとザンビアを結ぶ鉄道、タザラレールウェイズ。またの名を「タンザン鉄道」と言います。


2泊3日、40時間ほどかけて、タンザニアとザンビアを結びます。


この鉄道に乗る機会が有りましたら、ぜひ寝台車の他の部屋の電気が全部消えたころ、自分の部屋の電気も消し、窓を開けて外に顔を出してみて下さい。


そこにはこれまた素晴らし過ぎる星空が広がっていることでしょう。


ウユニの山宿の大きな星とはまた違う、数多くのザラメをばら撒いたような素晴らしい星空が広がっているはずです。


その空を、アフリカの荒野を深夜に走りゆく列車の車窓から眺めるのは、この上なくロマンチックです。チャンスは2日間有ります。


できれば部屋で一人で見るのが良いでしょう。


また、部屋に他の乗客がいたら、車両の連結部分に行けば、たぶん誰もいないし、窓も開け放たれていると思いますので、そこで見ても良いと思います。


好きな曲でも用意して、それを聞きながら存分に堪能して下さい♪

おまけ

タンザン鉄道に乗って、ザンビアからタンザニア方面に向かって行くと、2日目の早朝に、国立公園の中を突っ切ることになります。


早起きして窓の外を眺めてみましょう。


運が良ければキリンやシマウマなどの野生動物が走っているのが見れます(笑)




参考※タザラレールウェイズ


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