ヒッチハイクはできるか
ヒッチハイクの仕方
その昔、猿岩石がヒッチハイクでユーラシア大陸を横断したのがきっかけで、海外で日本人によるヒッチハイクが流行し、トラブルが多発して少々問題になったそうすが、それからしばらく、その波も収まったようで、最近そういった海外でのヒッチハイカーのニュースは聞かなくなりました。
こんな時代ですから、見ず知らずの人間を乗せるのは、乗せる方としても恐いと思います。
では、もう海外でヒッチハイクなど有りえないのか?
答えはNOでした。
世界中に、ヒッチハイクをしている旅人がたくさんいました。
アフリカ中をヒッチ&民泊で周っている女性や学生さんも居ましたし、ヨーロッパはもちろん、アメリカ、メキシコと、いろいろなところで会いました。
特になぜか女性が多かったです。
もちろん、男性のヒッチ経験者にもたくさん会いました。
また、長旅をしていると、どうしてもヒッチハイクしなければならない状況に陥ることも有ります。
そんな時は、どうどうとヒッチハイクしましょう。
やり方は簡単です。
国によって少々ルールが違う場合も有りますが、主に、親指を立てて伸ばした腕を、軽く上下に振りながら、車に向かってアピールするだけです。(紙に行き先を書くなどしてアピールするとなお良し)
そして車が止まってくれたら駆け寄っていき、行き先を伝えて乗せてもらいます。
10分で止まってくれることも有れば、数時間経っても止まってくれないことも有ります。
主に女性ハイカーの方がよく止まってもらえる気がします。
男性も笑顔でがんばりましょう(笑)
試みる場所は、大都市の中心などではあまり止まってくれないので、それほど交通量の多過ぎない、街外れから街の外へと通じる大きな通りなどがやり易いと思いますが、そこまで拘らなくても、とりあえずその場でやってみて、ダメそうなら移動すれば良いでしょう。
僕は短距離でしかヒッチしたことはないのですが、ヒッチメインで旅をしている友人達の話を聞くと、結構食事をおごってもらったり、家に泊めてもらったりと、乗せてくれる人は優しい人が多いとのことですのでご安心下さい。
確かに、こちらからランダムに声をかけて、見知らぬ僕らを乗せてくれるわけですから、その時点でいい人の可能性は高いです。
そして、こちらもリスクをできるだけ回避するために、止まってくれたドライバーの目利きも大切だと思います。
明らかにヤバそうだ!…という人が止まってくれてしまったら、申し訳ないですけど、完全に無理な行き先などを告げてお断りしましょう。
しかし、意外なほど、ヒッチハイクで危ない目に遭った、という話は聞いていません。
僕の知っている数少ないヒッチハイクでの危険な目に遭った話は、
「女の子一人でヨーロッパでヒッチハイクをしていて乗せてもらったトラックの運ちゃんと二人きりで夜中にトラックで寝ていたら、襲われそうになって逃げ出した」
という話ですが、まぁこれは、日本とか海外とか、ヒッチハイクさえ関係ないトラブルだと思います。
いつ遭遇するか分からない貧乏旅行者の確立の高いヒッチハイカーを狙って犯罪をたくらんでる族など、めったにいないと思いますので、常識的なことにだけ気を付けていれば、リスクはかなり軽減されると思います。
また、男女のカップルでヒッチをする場合、なかなか捕まらなかったら、男性はちょっと木陰に隠れてみましょう。・・・すると、あっさり止まってくれたりしますので(笑)
狙う車は、一般の車の他に、トラックなどもイケますが、僕は密輸集団のボロバスや、誰も乗っていない観光バスにも乗せてもらえました。
思いがけない大物がかかると、旅のネタにもなりますので、がんばってトライしてみて下さい♪
あ、もちろん、あくまでも自己責任でお願いします(^^;))
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